ENTHUSIAST HELMET　Trque Leathers ヘルメット JET

　THE ENTHUSIAST
　　　HELMET

トルクレザーズが公認でOCEANBEETLEのシェルを使った
特別なヘルメットをリリース致しました。

これはOCEAN BEETLEとTrque Leathersが特別な協力関係にあり
お互いに技術を出し合い、実現したものになります。

昔見て触った、ヴィンテージヘルメットの雰囲気が忘れられず
素材・製法から拘り、
今までのヘルメットづくりから培った技術や
ヴィンテージには無い「我々のつくっているHELMETの便利さ」
を活かすことで
より使いやすいHELMETが生まれました。

我々はそのHELMETを

「ENTHUSIAST HELMET」

と名付けました。

エンスージアスト。
昔からのアメリカのスラングです。

モーター・モーターサイクルを愛する
マニアたちに向けた言葉です。

帽体はこのためにBEETLEに特注したクロス目の生地を使用したFRPシェル。
昔ながらのFRP素材で成形しOCEAN BEETLE工場内にて塗装。
クロスの目地を活かすため絶妙な塗料の厚みで塗り上げています。

ヴィンテージのクロス生地は年月が経つにつれて
良い表情を出してくれます。
内装・ストラップは
トルクレザーズと信頼する日本の職人たちが手掛けたものになります。
素材から生産に至るまで、MADE IN JAPANです。

THE ENTHUSIAST Ⅰ
THE ENTHUSIAST JET HELMET -ONE-

このJETは日本人に合う頭のサイズに設計し作られた
BEETLE HELMETの500-TXのシェルをベースとしてカスタマイズ。
クロス目地のFRPを使ってシェルを成形したものです。
最初からヴィンテージの風合いとなっている塗装の調色も
このヘルメットのために練り上げられた特別色となります。

クロス目地とFRP成形による型の継ぎ目。
美しいライン。手作りの証です。
塗装されたシェルから見えてくる編み目は
今はヴィンテージと呼ばれる当初のそれと変わりません。

基本構造はTrque Leathers HELMETのTL-JETを継承し
ストラップなどオリジナル構造となりつつも
ヴィンテージ感溢れる仕様になっています。

ストラップには特別な国内鞣しのホースハイド（馬革）を採用。
特殊な配合・製法の鞣しとなっており
馬革独特の皺を活かしつつ、伸びにくくもシルキーな触り心地の革になっています。

この革は使い込むことで、擦れるのではなく美しい艶が生まれしなやかさが増すといった
経年変化（エイジング）となります。

THE ENTHUSIAST Ⅰ
の特筆すべき特徴はシェルだけではありません。

この肉厚な革巻きトリムもその一つです。
革巻きの革には革の鞣し処（タンナー）との直接交渉にて
この革巻のためのみに開発しました。

タンナーの協力のもと
素材から厚み・鞣しの手法や染の工程すべてを監修し、研究を重ね
ヴィンテージ・ヘルメットに見られた
「しなり」があるのに伸びない柔らかい革を実現しました。

そして、
現代の革業界で「それ」を実現するため、
このヘルメットでは両サイドに革の継ぎ目となります。
これもこのヘルメットならではの特徴です。

更に
下穴の加工や太い撚糸による手縫い縫製がとても時間が掛かるため
この素晴らしい見た目と引き換えに
毎月の生産する量が限られてきます。

後部に見られるもう一つの「カシメ」は
ヴィンテージのそれによく見られるものです。
これにより一体型のオリジナルストラップが固定されています。

フィッティング面はコーデュロイの生地、帽体へ接する面は特殊な日本製の生地。
OCEAN BEETLEの特徴でもあるマジックテープにて脱着出来る仕様により
サイズの変更や洗うことの出来るオーシャン独自の内装仕様を採用。
これは公認だからこそ出来る仕様です。
※形状はTL仕様になっております。

また、
内装側面部の中に採用されているインナー素材にも拘りがあります。
日本の品質の良い高反発、良質な密度の発泡ウレタンフォームを採用。
付け心地の良さ・快適さを得られるホールド感を追求しました。

インナーにはENTHUSIAST専用となる「吊り天」も再現。
このヘルメットではサポート的な機能を持たせつつも
飾りとして取り付けています。

TOPには側面に使われているものよりも高密度のウレタンフォームを採用。
厚みやサイズにも理由があり
被った際の頭頂部へのフィット・ホールド感を追求しました。
更に頭頂部との接面にはホースハイド（馬革）を採用。
ストラップ部とは異なる鞣しによる昔ながらの製法で生まれた革になります。

ストラップのステッチには革用のミシン縫製糸、
ヴィンテージの雰囲気を持ちながらも高級感のある色を選択。
艶やかな黒革に映えます。
ストラップのエンドにはブラス（真鍮）の金具による補強＆アクセント。
ストラップ自体がチューブ式になっており
顎紐を締めた際に革に負担が掛かりにくいようになっています。

そして、長紐部はエンドのチューブから抜いて紐を締めることで
無段階式に長さを調節できることにより
頭の小さいことで悩みとなる紐の締まりの強さを改善出来ます。

後頭部にはヴィンテージにも見られた
ゴーグル用のストラップも用意。
全てが意味のあるパーツで組み上げられています。
厚みのある革で、
このパーツもヘルメットの雰囲気を作るのに
欠かすことは出来ません。

そして、
このTHE ENTHUSIAST Ⅰには
チークパッドが標準装着されています。
これもヴィンテージヘルメットに見られた構造のものを再現したものです。
これにより、
よりフィッテイングが良くなり
風の巻き込みによる「良くないこと」を
大きく改善することが出来ます。

このチークパッドも被り手の頭に合わせるべく
中のウレタンの厚みを各種用意しています。